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『世にも奇妙な物語 映画の特別編』(よにもきみょうなものがたり えいがのとくべつへん、Tales of the Unusual)は、2000年の日本映画。テレビドラマ『世にも奇妙な物語』の映画化作品である。 == 概要 == 1990年より放送を開始した世にも奇妙な物語が2000年に放送10周年を迎え、それを記念して映画化される事が決定し、製作されたのが「映画の特別編」。 監督は世にも奇妙な物語は始まってから10年間でドラマを支えてきた四人の演出家、『パラサイト・イヴ』の落合正幸、『HERO』の鈴木雅之、『笑の大学』の星護、『ニュースの女』の小椋久雄が起用され、「テレビでは製作不可能」と言われた4つのエピソードで構成され、テレビ版のリメイクも考慮に入れながら製作された1523のプロットの中から選ばれた4作品を映画化した。映画でしか表現できない全く異なる4ジャンルが展開されている〔世にも奇妙な物語・映画の特別編 映画ナタリー〕。 脚本では元女優の相沢友子が映画初脚本。古畑任三郎で知られる脚本家の三谷幸喜がストーリーテラーの脚本を書いたことで話題を呼んだ。また、踊る大捜査線で有名な君塚良一なども参加している。 制作費10億円に対し興行収入は8億円。2000年度の邦画では19位と決して成功とはいえなかったがその後、香港や韓国でも公開され番組の知名度を上げ、海外のファンを作る要因にもなった。また、フランスで行われた2001年のジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭では国際批評家賞を受賞し、同映画祭で初の邦画作品受賞となった〔Historique , Festival de Gérardmer, 2015年4月29日閲覧.〕。 番組が10周年を迎えた2000年春の特別編のED後に劇場版の制作が告知され初めて映画の特別編の情報が明るみに出た。また、2000年秋の特別編の一話「さとるの化物」は同じ落合正幸監督の遊び心で「雪山」との直接的なリンクがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世にも奇妙な物語 映画の特別編」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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